白ニキビの原因と治し方 Part2

気になっても触ったり潰したりしちゃいけません!

 

さあここからは、白ニキビ治療で「やってはいけない」ことを紹介していきます。
読んでみたら新しい発見がありますよ、きっと。

 

▼やたらと触る、自分で潰す

 

これはニキビ全般にいえることですが、触るのはNGです!
手には多くの雑菌がついているので、触っていると炎症を起こし、ただの白ニキビだったものが痛い痛い赤ニキビに悪化する恐れがあります。

▼洗いすぎ

 

洗顔のしすぎは乾燥のもとになり、余計に皮脂を出させることになります。
皮脂よ、なくなれ! というパッションはわかりますが、1日2回が限度です。
早く治すためにも適切な洗顔を行うようにしましょう。
「急いては事を仕損じる」とは、ニキビ改善道でも同じ。
当サイトは時々「いいことっぽいことを言おうとする」癖があります。

▼ニキビ専用薬を使う

 

市販のニキビ専用薬は「抗炎症剤」というものが配合されているものがほとんどですが、これは炎症を起こしたニキビに有効なもの。
白ニキビに塗ると刺激が強く、皮膚に負担が大きすぎます。
この段階では、まだ、ニキビ専用薬は使わないほうがいいでしょう。

▼コンシーラーの厚塗り

 

男性には少ないかもしれませんが、しかしここは「美容男子」。
美意識の高い男子のなかには、ニキビを隠したくてコンシーラーを厚く塗ってしまっている人がいるかもしれません。
だがしかし、これは当然ながら毛穴を詰まらせる元となります。
どうしてもという時は油分の少ないパウダータイプを使うのがいいでしょう。

 

 

おそらくここまで読んでくれた方の多数が気になっているであろう「で、白ニキビって潰していいの?」問題。結論から言いますと「白ニキビは潰して治す方法が確かにあるけれど、素人がやると悪化するリスクあり」となります。

ニキビを潰して治すことは「面皰圧出」といい、れっきとしたニキビ治療法でもあります。
白ニキビや黄ニキビ、黒ニキビなどは溜まった汚れや「芯」を出すことでアクネ菌が除去され、ニキビ治療につながるというものです。

とはいえこれは医師がおこなう治療法なので、適当にブチブチ潰すと、跡になったり炎症になったりしてしまいかねません。
それでも「芯がなくなりゃ治るなら、俺やりたい!」という方は、自己責任のもと以下の方法でお試しください。
当サイトは責任を負いかねますからね!絶対!!

 

▼まず気をつけるべきこと

 

・手や爪を使わない!

手や爪は雑菌だらけなので、潰したときに毛穴に菌が入り込み、炎症を起こしてしまう可能性があります。自分で潰したいときは「コメドプッシャー」などの専用器具を使いましょう。コメドプッシャーについてはこの先で説明しますのでちょっと待って。


・清潔を保つ

上記とリンクする部分がありますが、雑菌が入り込まないために消毒薬などを使い患部をキレイに保ちましょう。


・力任せにおこなわない

力任せにニキビを潰すと、かえって悪化したり、傷になってしまうことがあります。なるべく優しく芯を押し出すつもりで、2〜3回挑戦してもダメなら、男らしく、潔く諦めましょう。

ここからは、自分でニキビを潰したいという方のためにその方法をお知らせします。もう一度言いますが、自己責任ですぞ。


①手や顔を洗い、顔は温める

雑菌が入らないように、手や顔を洗います。さらに、毛穴が広がりやすくなるようお湯で洗顔したり、蒸しタオルを使うなどして患部を温めましょう。


②針でニキビに穴をあける

芯を取り出すために、ニキビを針でつついて穴を明けます。患部や針は消毒薬を使ってキレイにしておきましょう。


③コメドプッシャーで芯を圧出する

コメドプッシャーを患部に押し当て、力を加えるとニュルッと芯が出てきます。こちらも消毒してから使用すること、また、無理に力を加えすぎないことがポイントです。痛すぎるほど押すと悪化しますので、少し押しても芯が出てこないときは、やっぱり潔く諦めましょう。


④化粧水でケア

芯とともに多少出血することがありますので、患部を化粧水でケア。ニキビケア用のものが望ましいです。


⑤オロナインなどを塗る

傷口の炎症を防ぐために、皮膚用の軟膏を塗りましょう。おすすめはオロナイン。
子供の頃、傷を治すのに役立ったオロナインが、いままたニキビを治そうとしてくれている…!


その後も患部を清潔に保つように心がければ、だいたい一週間ほどでニキビは治っていくといいます。
ただ、実践している最中はもちろん、実践後も気になることがあれば一日、否、一秒でも早く医療機関を受診しましょう。



いかがでしたか?
白ニキビはニキビの初期段階ですので、早めの対処で治すことが大切です。特に難しいこともなく、続けることが今後のニキビ予防にもなりますので、地道に取り組んでいきましょう。

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