ニキビの原因のひとつは「食生活」

 

乾燥や刺激など、ニキビができる原因は様々。しかし、数あるニキビの原因のなかでも特に肌への影響が大きいのは食生活の乱れです。偏った食生活をしていると、肌バランスが崩れてニキビの原因になってしまいます。
食生活の乱れが引き起こすトラブルやニキビの関係性について詳しく見ていきましょう。

 

◆食生活の影響①: 皮脂の過剰分泌

 

揚げ物や肉類など、高脂質な食べ物は皮脂を過剰に分泌する作用アリ。皮脂は毛穴を詰まらせ、肌の循環を悪くします。結果、ニキビや吹き出物の原因に。
また、脂質だけでなく糖質も皮脂の原料になります!よく、チョコレートを食べすぎるとニキビができやすいと言われますが、これはチョコレートに含まれる糖質が原因。
スイーツだけでなく炭水化物にも糖質が多く含まれているので、要注意!

◆食生活の影響②: 腸内環境のバランスを崩す

 

腸内環境のバランスが悪いときは、身体が老廃物をため込んでいる状態。
便秘になると腸内に悪玉菌が増えるため、ガスや毒素がどんどんたまっていきます。腸内に生じた毒素が便秘で排出できないため、腸壁から吸収されて血液によって全身に運ばれ、汗や皮脂となって体外に排出されることに。結果、ニキビができやすくなってしまうのです!
そもそもの便秘の原因は、食物繊維不足! 野菜不足の人などは腸内環境によってニキビができやすくなっているのかもしれません。

◆ ニキビを改善するにはこの栄養!

 

ニキビを改善するには、抗炎症作用があるビタミンB群やビタミンCなどの栄養素を摂取することが大切!また、新陳代謝を上げて肌の活性化を促すタンパク質やミネラル、腸内環境改善を促す食物繊維なども効果的。

「これさえ食べれば治る」というような即効性がある食べ物はありませんが、以上の栄養素を意識的に摂取することでニキビの炎症を抑えたりニキビを未然に予防したりすることができます。

▼少しの工夫で栄養バランスは改善されます